「豊洲市場移転後の築地の課題」
豊洲市場の開場の日程が決定され、いろいろと具体的な話が耳に入るようになってきました。
いざ、具体的に移転後のことを考えると、整備しなければならないことが山積しているようです。
「茶屋」という配送業務を行っている場所が今後の築地では今のところありません。
今までは、場内に配送方面別の窓口があり、客先の「茶屋」へ持っていけばあとはトラックが運んでくれました。
豊洲移転後は、これができなくなります。戸別配送はコストがかかりすぎて「NG]です。
また、製氷業者や、冷蔵庫の問題も出てきています。
場内へ行けば、良質な砕いた氷をすぐに買う事が出来ましたが、今後はできません。
また、冷蔵庫などは管理する温度帯もあり、小口の管理などはどのようにしてゆくのでしょうか?
いま、場外に「築地新市場」が作られていますが、ここに入る業者は今の仲卸業者が豊洲の「支店」という形で、移転後も「築地」でも商売をしてゆく人たちです。
彼らも、豊洲~築地という商品のデリバリーを毎日行わなければならなくなります。
業務用の駐車場や荷捌き場の整備も必要になります。
現状では、ただでさえ狭い「築地場外市場」ですがスペースの確保も重要な事になります。
関係者の方々も、具体的なタイムリミットが近づけば近づくほど、頭の痛い問題が多く出てきているようです。
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