豊洲の「千客万来施設」
豊洲新市場の「千客万来施設」の建設がとん挫しているようです。
温泉を目玉の施設として、市場客以外の人たちを楽しませようとする構想のようですが、市場にこのようなものが本当に必要なのか最初は「?」でした。
落札した企業体の大手の方が採算の面で降りたようで、これからどのようになるのか見てゆきたいと思います。
「温泉」ばかりが独り歩きしていますが、聞くところによるといろいろな付属業者にも影響があるようです。
なかなか情報が入らないのですが、付属商店もこの施設の中に作られることが決まっていたようで、築地の場外市場のような業者が入るスペース建設が宙に浮いてしまったようです。
何が困るかというと、場内の付属業者の入るスペースは確保されていますが、それだけでは足りない業態の業者がテナントで入るスペースが確保されないという事だそうです。
来年11月に開場を発表した「東京都」ですが、本当にオープン出来るのでしょうか?
それは引っ越しして一カ月余りで年末商戦が始まるという時間的なことで、市場に勤める人でさえ、場内の地理が認識されていない問題があり、どこへ商品を持っていったらよいのかというようなことが起こりうる混乱です。
机上で作ったデリバリーの導線は実際出来たものと違う事があるのでしょうから、ウォーミングアップする期間も、ある程度必要な事は自明なことでしょう。
今から心配されることが多々ある豊洲の話題です。
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