「立春」
この日は、花柳界では「お化け」といって、一般とは違う、風流な行事が残っているそうです。
芸者衆などは、普段綺麗な着物を着ていますが、この日はドレスや、思い思いのものを着てもよいという日だそうで、一年に一度普段とは違う姿が見られるそうです。それだけ花柳界にとっては立春が新年という事で、特別な日だったという事なのでしょう。
以前、銀座には芸者さん上がりのクラブのママさんたちが多くいたので、「クラブ」でもこのような習慣があったようです。
小生もたった一度、向島でこれを経験したことがあって、野良着を着たお姉さんがいたり、ドレスを着た人もいたりと、はじめは、これが当たり前で、今日だけが「特別な日」だという事を後で知ったものです。
日本の行事は、いろいろなところで、「暦」というものが深く普段の習慣の中に入り込んでいるのだという事が、いろいろな場面で感じられます。
まだまだ知らない、いろいろな習慣を体験したいものです。
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