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2014年11月26日 (水)

「寺社への奉納品」

たまたま訪れた寺社に「魚がし」と書かれた奉納品を目にする事があります。

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これは先日行った「成田山」の天水桶ですが、浅草寺にも「天水桶」があります。

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(浅草寺本堂前の天水桶)

また、大提燈は川崎大師にもあります。

Photo

(川崎大師の大提燈)


以前にも書きましたが、戦後昭和20年代の後半から、「魚がし」の旦那衆が連れだって、各地の寺社を訪ね、商売繁盛と家内安全、火の用心など所願成就を祈念して奉納した色々な品々だったという事です。

「講」という団体を作って、年に一度お参りに行く行事で、バスを連ねて行っていました。

講元さんがリーダーで副講元、講員というメンバー構成です。講員以外の方も参加していました。

小生の祖父も父もいくつかの「講」に入っていて、神奈川の「大山阿夫利神社」や栃木の「古峯神社」などへの講にも入っていました。

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(古峯神社)

今でも目的地に行くと一泊して、その夜は宴会、朝から一番の祝詞やお経を上げて頂きお札を頂いて帰途に就きます。

何年かに一度の「縁年」(50年とか100年などのキリの良い年)などには積み立てた講の資金で何か大きいものを寺社と予め話し合って、奉納するというやり方で連綿と続いて来ました。

奉納品が納められた時には、いつもにも増して大勢でお参りしに行ったという事です。

一度奉納したものは、その「講」が続く限りメインテナンスをするのが暗黙の決まり事となっていますので、古くなったり汚れたりすると、それなりに費用を掛けて、修理したり新しいものを奉納したりしなければなりません。

ですから、昨年新しくなった「雷門」の大提燈も、最初は松下幸之助さん個人で奉納したものと言う事ですが「松下電器」 (現、パナソニック)という誰でも知っている会社名が書かれていますし、会社としても続けて行かなければならないという一種の意地もあるので、値段の事もありますが、出来る限り続けなければならないという事です。

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ですから、一時の思いだけではなかなか続けられないというジレンマもありますが、その寺社の御利益を頂いて、有難いという思いでずっと続けて行こうという志納者の心意気が感じられる事柄です。

暮れから正月にかけて寺社を訪れる機会が増えて来ますがこの様な事を踏まえてお参りされてみては如何でしょうか?

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