「蟹」
築地にいると幼馴染が市場関係者なのでこんな有難い事があります。
それでももう何軒も廃業したりして、同級生の仲卸は2~3軒になってしまいました。
今回買ってもらったのは、活きた毛ガニですが、やはりウチで茹でなくてはなりません。
おでんの時にも使える大きな寸胴鍋(ずんどうなべ)で塩を振って一気に茹でます。
この日はオマケにワタリ蟹もくれたのでこちらも茹でました。
蟹は、剥きながら食べていると会話が無くなるので、お客さんに解体の手順を教えながら自分で剥いてもらって食べてもらいました。
なかなか、活きたカニなど一年に一回あるかないかの御馳走です。
当然知り合いはとても喜んで食べてくれましたが、こちらも自分で剥かないのでとても助かりました。
たまの事ですが来客の折には友人に頼んで色々と「魚」を買ってもらいます。
カミサンが調理してくれるので、仲卸の友人も捌いてない魚を持ってきます。
鯛などは、鱗をひいてから三枚におろし頭からアラまで美味しく頂きます。
赤貝も自分で開きます。
この前は「真鱈」を一匹のまま持って来てくれたので、初めての魚はさながら「解体ショー」ですし、どこまで食べる事が出来る部位なのか迷います。
築地ならではこんな事が出来ますが、改めて幸せを感じる時でもあります。
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