古い「たばこ売場」
「こばた」ではなく「たばこ」売場の古いデザインのものです。
昭和30年代によくあったものらしく、下の方はタイルで出来ています。
もう何年も使われていないようですが、当時高かった、曲面ガラスを使っていて、なかなかモダンな感じです。
横文字の”Cigaretts"も当時は目のつくタイトルだったのでしょう。
愛煙家が、肩身の狭い時代ですが、この当時、男性は結構吸っている人が多かったので、専売公社も破格の宣伝費を掛けても、良かったのかもしれません。
今改めて、この様なデザインの売場があって現役だったら、きっと珍しがられてテレビにも出てくるでしょうし、また「東京たてもの園」にでも移築したら現役復帰できるかもしれません。
喫煙率が減少して、高級ライターもあまり見かけなくなりましたし、「燐寸」の大箱も見なくなりました。
喫茶店や飲食店の広告マッチも見かけません。
世の中の趨勢なので致し方ありませんが、こんな懐かしいものが残っていたのがチョット嬉しくなりました。
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