「親方と大将」
テレビを見ていると、東京の飲食店でレポーターがオーナーさんを「大将!」と呼ぶのがいつも気になっていました。
関西地方では普通の呼び名なのでしょうが、東京で聞いていると、どうも違和感があるのは小生だけなのでしょうか?
昭和32年、三原小路 (京橋図書館資料より)
小さい頃から、祖父などは店の店主を呼ぶのによく「旦那!」とか「ご主人!」と言っていて、寿司屋さんなどがお弟子さんを連れて、のれんなどを注文に来た時は、「親方!」などと言っていました。
今でも注文に行ったりする時に小生は「親方いらっしゃいますか?」などと言います。
店内でも、主人を呼ぶ時に、お弟子さんは「親方!」と呼びます。
関西方面の呼び方は残念ながら知りませんが、東京周辺ではまづ「親方!」と言っています。
呼び名一つとっても文化の違いを感じますが、「うなぎ」のように腹開きや背開きの違いもあるように、テレビなどでは、文化の違いに不思議な違和感を感じます。
今でもこんな事を感じるのですから、江戸時代は物の名前ひとつとっても、通じない事が多くあった事でしょう。
ずっと前から思っていた事を書きました。
知っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら御教示下さい。
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少なくとも東京では大将ですね
投稿: 伊藤雷太 | 2022年2月 8日 (火) 13時33分