リンク

  • 津多屋商店 公式サイト
    津多屋商店
無料ブログはココログ

« 「親方と大将」 | トップページ | 「柳橋」(やなぎばし) »

2014年8月 8日 (金)

末広がりの 「八」(はち)

今日は八月八日で、パチパチと言う音に因んで「そろばんの日」だそうです。

漢字の「八」は、文字の形が下に「富士山の裾野」のように広がっている事から「八」の字を「末広がり」と言って、おめでたい数字としています。

「扇子」も「末広」という別称があり、飲食店も「スエヒロ」や「末広」、「末広鮨」など将来にわたって永く店が続くように、願いを込めて「おめでたい屋号」を名付けたのでしょう。

築地の魚河岸も「扇型」をした建物です。

これは鉄道輸送が主流だった頃の、ホームの有効長を最大限に取る為に、この様な形になった為ですが、80年も続いてきた「末広型」の建物は、一定の役割を果したという事でしょう。

小生の父は昭和八年八月八日生まれでしたが、祖父母は、「広がりっぱなしでバカになる」と言う事で、出生届は八月九日としたそうです。

話が脱線しましたが、中国や台湾、香港でも、車のナンバーは「8888」が引っ張りだこだそうで、富の象徴だそうです。

「八」は、漢字文化圏では共通に「おめでたい数字」となっている事を感じます。

やはり「末広がり」と言う意味が共通に理解されているからなのでしょうか?

時の悠久を感じます。

「八月八日」に思う事でした。

« 「親方と大将」 | トップページ | 「柳橋」(やなぎばし) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 末広がりの 「八」(はち):

« 「親方と大将」 | トップページ | 「柳橋」(やなぎばし) »

最近のトラックバック

2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28