リンク

  • 津多屋商店 公式サイト
    津多屋商店
無料ブログはココログ

« 「朝顔市」 | トップページ | 「七夕」 »

2014年7月 6日 (日)

「江戸文字」を書いていて思う事

このところ、江戸文字を書く事が、多くなりました。

一般に言う、「江戸文字」は、「籠字」または「男文字」、「力文字」などと呼ばれる「袋文字」の事です。

「袋文字」は輪郭でデザインする、提燈や半纏の襟などに使われる文字です。

H2507_100

浅草寺の大提燈。「江戸文字」で書かれている。 

「江戸文字」は、半纏は勿論、手拭や提燈にも使われていますが、提燈を除き、通常は輪郭線だけを書けば、原稿としての「江戸文字」の原稿はでき上がった事になります。

しかし、最近は、色紙に書いたりするので、塗りつぶさなければならない事が多くなりました。

「牡丹文字」や「角字」などのロゴマークを依頼されるようになってから、塗りつぶしの作業が多くなりました。

2014jun4_002

以前にも書きましたが、ウチでは、手書き一点物のオリジナルですので、結構楽しみながら書いて行くのが当たり前のようになって来ました。

楽しいと言っても、形になるまでは何回かラフを書くので、その過程が面白いと思っています。

現代では、「職人」と言うと、何かともてはやされる傾向がありますが、小生が、子供の頃には、NHKのニュースでさえ、事件の犯人は「職人風の角刈りで、、、」などと言うフレーズが当たり前のように使われていた時代でした。

ですから、「職人」と言う言葉は、子供の頃は「悪い奴の代名詞」のように思っていた事もありました。

今では、特殊な技術の「匠」みたいな評価を得ているようで、誇らしい限りですが、小生自身も「職人」と思って、日々研鑚してしています。

「芸術家」と「職人」は違うと思っているのは、小生だけなのかもしれないと思う事があります。

それは、芸術家は「オンリーワンの先生」で、先生と生徒という関係ですが、「職人」は親方と弟子という関係が成り立つのが、本筋だと思っていますので、「弟子」に技術を継承して行く事が、大事だと思っています。

ただ、「師匠」という言葉は、どちらにも当てはまるので、整合性が無いかも知れません。

「江戸文字」一つにしても、書道を習って書くのと、最初からフォントを駆使して書くのでは、見る人が見れば一目瞭然です。

201312no3_006_2


やはり、日々研鑚が大事ですし、奢ることなくこれからも「職人」を目指して行きたいと思います。

« 「朝顔市」 | トップページ | 「七夕」 »

仕事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「江戸文字」を書いていて思う事:

« 「朝顔市」 | トップページ | 「七夕」 »

最近のトラックバック

2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30