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2014年7月17日 (木)

「竹の花瓶」

佃島の盆踊りで、保存会の方から、「竹の花瓶」を頂きました。

飾ってあったのとは別の物です。

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盆踊りでは、保存会のテントの中に「お花の先生」がいらっしゃって、青竹で作った花瓶に、剣山やスポンジなどを使わずに、見ている前で、菊の花を生けていました。

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小生には、華道の心得などありませんから、生けられて行く菊を見ながら、素晴らしいものだと感心していました。

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この部分に置かれていた「竹の花瓶」です。

掛け軸の飾ってある衝立(ついたて)は、変わり網代編みという、作れる人がもう何人もいない熟練職人さんによる作品だそうです。

聞く所によりますと、青竹を切ってから、内側を漆で塗ってあるそうで、水を絶やさなければ、割れずに20年くらい持つという事でした。青い色はなくなるそうですが、、。

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台座も、中心部分に竹の形がスッポリ収まるように、別の板を楕円形に切って、青竹の節から下が、はめ込まれるようになっていて、安定しています。

花を押さえてある枝は、「槿(むくげ)」の枝です。

槿は韓国の国花にもなっている花だそうで、薄いピンクや白い花を咲かせます。

枝は粘りが強くて、裂いても割れないので、これを使っているそうです。

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奥に見えるストッパー代わりの枝は、菊の枝です。

新盆に行なわれていた「盆踊り」でしたが、細かい所に無形民俗文化財の凄さを感じます。

厨子は、尾州の桧で作られているそうですから、尚更鎮魂の意味も深く感じるようでした。

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今回、保存会の方に色々お聞きして、踊り以外の櫓や厨子、その他の事についてもとても勉強になりました。

太鼓と共に歌う歌詞についても、まだ研究中であったりする事があるようで、伝統の継承には、子供の参加も欠かせないという事など、地元の「お祭」と同じである事に共感したりしました。

「竹の花瓶」を頂いたのが「盆の迎え火の日」でしたので、今年はいつもより豪華に、先祖を迎えられたような気がしました。

日本の文化に根ざした伝統は、本当に良いものだとつくづく思いました。

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