「東京駅100年」
大正3年(1914)12月20日に開業し、それまで南は新橋、北は上野まで開業していた鉄道を繋いで、煉瓦積みの高架線として、踏切が一つも無いような構造としました。
開業当時は、皇居前から続く丸の内側だけを乗降口にしていたようです。
開業当時の東京駅 (京橋図書館資料より)
ですから、今の八重洲口はありませんでした。八重洲口の前には川が流れていて、南は数寄屋橋から汐留川へ、北は日本橋川へ繋がっていました。
丸の内の南口が乗車専用の改札口、丸の内の北口が降車専用の出札口だったようです。
開業当時の丸の内南口。今の景色とさほど変わらない。 (京橋図書館資料より)
真ん中の丸の内中央口は皇室専用の出入り口で、車寄せも作られていて、今でも一般の出入りはできません。
皇室用車寄せ。 (京橋図書館資料より)
先日、JR東日本が、丸の内口に広場を作る計画を発表して、車が出入りできなくなるようにするそうですが、ここはどうなるのでしょうか?
新幹線や在来線をはじめ、地下にも総武線や京葉線、地下鉄まであり、もうすぐ「上野東京ライン」も開通しますし、東京モノレールの東京延伸という計画まであるそうです。
東海道新幹線は今年で、開業50周年ですし、山手線の新型車両も来年にはデビューするそうです。
まだまだ新しい話題が目白押しの「東京駅」です。
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