「下町連合」で見た物
「む」みたいな字に点々は「そば屋」の「のれん」でも見かけますが、これは「者」と言う字の崩し字で「は」と読み、点々が付いているので「ば」と読みます。
ですから、「日本ばし」と読める訳です。
また、行列にはおしゃれな人もいました。
アイビーの草分け「VAN」の半纏を着ていた人が、「大紋」は「ヴァン」をひらがな、腰から下げた「煙草入れ」と、帯に挟んだ根付けや手拭も「VAN」で連れの人も「VAN」でした。
凝っているので、シミジミと見てしまいました。大紋も「番」です。
こんな形のコーディネートもあるものなんだと思いました。
やはり祭のもう一つの見どころは、「御神酒所」と「御仮屋」の設え(しつらえ)があります。素朴に見えますが、よく見ると、屋根の作りはさりげなく凝っています。
作る仕事師のセンスと力量が形に出ます。
最近はテントで代用している所が多く、この様なお仮屋を見る事もなかなかできなくなりました。
以前も書きましたが、地元波除さんの氏子五町会はすべてが仕事師の手作りです。
「江戸絵巻」の行列も見る事が出来て、とても良い「山王祭」でした。
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