銀座「熊谷稲荷神社」
源平合戦の後、熊谷次郎直実が鎌倉から熊谷に凱旋の折、この地に神札を授けたという由来のある神社です。
チョット分かりにくいですが、ビルの一階に祀ってあります。
御祭神は、「宇賀乃御魂神」(うがのみたまのみこと」=「お稲荷さん」と「八幡大神」の二柱の神様と言う事です。
開運と防火に霊験あらたかと言う事だそうで、地元の江戸消防記念会、第一区の頭連中が奉納した「千社額」が飾ってありました。
この本殿は昭和63年に再建されたそうなので、4半世紀が経っていますが、雨に濡れない場所にあるので、まだまだ綺麗です。
ビルの下にひっそりと祀られているのであまり目立ちませんが、こんな所に地元の人たちに愛され、八百数十年も手厚く祀られているのはよほどの霊験があったのだと思います。
この「熊谷稲荷神社」のすぐ近くには「金剛組」という日本で最古の建設会社と言われる会社もあります。
本当に小さく祀られているので、見逃してしまいそうです。
江戸の川柳にもあるように「江戸の華、火事と稲荷と犬の糞」とも言われたように、銀座には稲荷神社が多く残っています。
小奇麗に整備されているので、一度訪れて見ては如何でしょうか
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