「日枝神社、下町連合渡御」
日枝神社の「山王祭」と神田神社の「神田祭」は一年おきに交互に「本大祭」が行なわれます。
「下町連合」という今年の一大行事は、江戸消防記念会の「ろ組」を中心に「せ組」「も組」「百組」の地元の頭と周辺の組頭をはじめとする連中が行列の先頭に立ち、「木遣り唄」を歌いながらの巡行となりました。
すげ笠をかぶった姿は浮世絵の「絵巻物」を連想させるような一大行列で、後ろに続く、神輿の先導役として華を添えていました。
第一区だけではなく、助っ人の各区の頭連中も行列に参加していました。
日本橋高島屋の前には祭の軒提燈が沢山飾られていて、華やかな風情でした。
因みに、日本橋の橋の上で神田神社と日枝神社の御神域が分かれるので、日本橋三越は「神田神社」の氏子と言う事です。
「下町連合」は今回の規模の物は初めてだそうで、これからもこんな祭になって行くのだろうなと思う様相でした。
猿田彦も行列に加わっています。
「天下祭」と言われるのにふさわしい列立てです。
日枝神社は赤坂にあるので、その御神域はとても広いので、「下町連合」という形で、西銀座から日本橋の袂までの各町会が揃って参加していました。
天気も良すぎるくらいの晴天で、参加者も大汗をかいていました。
この様な盛大な祭は、見ていてとても楽しい祭でしたが、やはり主催者側としての祭より、部外者として見る「祭」は本当に楽しいと思いました。
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