「日本橋川」
土日などは、お客さんで一杯のようです。
高速道路が上を通っているので、折角の日本橋の意匠が台無しになっています。
築地に「魚がし」が来る前には、このほとりに一大「魚市場」が広がっていました。
今では、石碑と銘板が残っています。
中央区が建てた看板もあり、当時を少しうかがい知る事が出来ます。
日本橋川は海運で栄え、ここで魚を荷揚げしていたので、江戸橋から日本橋までは、さぞ賑やかな町だったのでしょう。
今でも日本橋は再開発プロジェクトが進んでいて、「コレド室町」などもできて、新たな時代を迎えようとしているようです。
日本橋から、三越方面を見る。その奥が「コレド室町」のビル。
しかし、やはり邪魔なのは「橋の上の高速道路」です。
昭和39年(1964)の東京オリンピックを目指して、突貫工事で作った道路でしたが、老朽化も進み、インフラの再整備が叫ばれています。
本当に、撤去できたら「日本の起点」の道路元標も生きて来ます。
しかし、川の方は遊覧船も通り、隅田川まで出る事もできるようになりました。
江戸橋から茅場町、新川を抜けて、「豊海橋」をくぐれば隅田川です。
日本橋川の出入り口の「豊海橋」で、手前が隅田川です。永代橋から撮影しています。
小型の船ですから、沢山乗船していると、波で結構揺れるようです。
それでも今まで、海運関係者しか眺められなかった景色を、手軽に味わう事が出来るようになったので、一度は乗って見たいと思いますし、船からの景色も眺めて見たいと思います。
大型の遊覧船では、波の影響を感じる事はあまりありませんが、一緒に「揺れ」も体験してみたいと思いました。
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