蔵王「刈田嶺神社 奥宮」(かったみねじんじゃ)
蔵王の「御釜」観光には、必ずと言っていいほどここに立ち寄る観光客が大勢います。
元々は山岳信仰の「蔵王大権現」だけを祀っていましたが、神仏分離令によって、今は「蔵王大権現」と「天之水分神」(あめのみくまりのかみ)と「国之水分神」(くにのみくまりのかみ)を祀っているそうです。
下から吹き上げてくる風はとても冷たく、桜が満開の蔵王温泉とは季節が全く違うようでした。
この奥宮もゴールデンウィークに合わせて遷座されたようで、冬場は遠刈田温泉にある「里宮」に祀られているようです。
まだ山頂は雪が残っていて、雪の階段を下りての参詣でした。
御朱印も頂きましたが、神職さんも大変だと思いました。
社殿の左側の雪の土留めには、以前使われていたであろう「鳥居の笠木」が使われていました。
部材を運び上げるだけでも大変な自然環境出すから、致し方ない事なのでしょう。
物凄く寒かったのですが、空は青く、見渡す山々は残雪でとても綺麗でした。
こんな大変な自然環境の所でしたが、道路が整備されていて本当に便利に、気軽に行く事が出来て有難い事だと思いました。
積み上げられた山頂の石も凍っていました。
自然の力強さと季節の変化の営みを思い切り感じた、蔵王山頂「刈田嶺神社の奥宮」でした。
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