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2014年5月18日 (日)

蔵王「刈田嶺神社 奥宮」(かったみねじんじゃ)

蔵王エコーラインから蔵王ハイラインを通って行くと駐車場から少し行った山頂に「刈田嶺神社の奥宮」があります。

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蔵王の「御釜」観光には、必ずと言っていいほどここに立ち寄る観光客が大勢います。

元々は山岳信仰の「蔵王大権現」だけを祀っていましたが、神仏分離令によって、今は「蔵王大権現」と「天之水分神」(あめのみくまりのかみ)と「国之水分神」(くにのみくまりのかみ)を祀っているそうです。

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五月六日に訪ねましたが、御釜は半分以上が凍っていました。

下から吹き上げてくる風はとても冷たく、桜が満開の蔵王温泉とは季節が全く違うようでした。

この奥宮もゴールデンウィークに合わせて遷座されたようで、冬場は遠刈田温泉にある「里宮」に祀られているようです。

まだ山頂は雪が残っていて、雪の階段を下りての参詣でした。

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扁額も風雪の為、ボロボロになっていました。

御朱印も頂きましたが、神職さんも大変だと思いました。

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社殿の左側の雪の土留めには、以前使われていたであろう「鳥居の笠木」が使われていました。

部材を運び上げるだけでも大変な自然環境出すから、致し方ない事なのでしょう。

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物凄く寒かったのですが、空は青く、見渡す山々は残雪でとても綺麗でした。

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こんな大変な自然環境の所でしたが、道路が整備されていて本当に便利に、気軽に行く事が出来て有難い事だと思いました。

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積み上げられた山頂の石も凍っていました。


自然の力強さと季節の変化の営みを思い切り感じた、蔵王山頂「刈田嶺神社の奥宮」でした。

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