仮称「隅田川橋梁」 その4
朝早い工事だと聞いていたので、5時半過ぎから勝鬨橋に行きました。
本体はまだ到着しておらず、監視船や工事関係者の姿が見えたので、「何処から持ってくるのだろう?」と思い豊海埠頭に行った所、豊洲方向で準備していた大型のサルベージ船「富士」がアーチ部分を吊り上げてスタンバイしておりました。
対岸左側は晴海埠頭で、その奥に「富士」が見えました。
方向転換をして、だんだん近づいて来ました。
レインボーブリッジの前を通り、日の出埠頭、竹芝桟橋へと少しずつ移動して来ます。
長さは、150mと思っていましたが、実際は120mで重さが2600t だそうです。
それにしても、この「富士」はスゴイ能力を持った起重機船だという事が分かります。
アーチは横に広がっていて、歩道の中央部分も真横に弧を描いています。
誘導船が、橋の真下に入り、バックで誘導し、「富士」の左右と後方にはそれぞれタグボートがくっついて、微妙な進路を調整しながら進んで行きました。
隅田川の河口へ入ると川幅が急に狭く見えて、船のスピードも緩みます。
このあと、両側とドッキングします。これは、勝鬨橋から見た景色です。
これで、隅田川の第一橋梁が「勝鬨橋」からこの「新しい橋」に変わります。
まだ、名称は決まっていないようですが、変な横文字の名前は馴染まないと思いますので、東京の川の代表格としての名前がつけられたらイイと思います。
新しい、隅田川の景色が生まれました。
これからも周辺の様子を見て行きたいと思います。
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