会津 大内宿 「高倉神社」
宿場の中ほどに木製の「一之鳥居」があります。
映画のセットと見まごうばかりの佇まいです。
十六枚菊の紋が入っています。
この神社の延喜は古く、第77代後白河天皇の第三皇子の以仁王(もとひとおう)が治承4年(1180)5月、平家追討に失敗して宇治で亡くなったと言われていますが、その後生き延びて、信濃から上野(こうずけ)、そして桧枝岐を越えてこの地に辿り着いたと言われており、この高倉宮以仁王をお祀りした神社と言われています。
「大内」という地名も高倉宮以仁王から頂いた名前と言う事です。
三之鳥居をくぐり、と拝殿が見えて来ます。後ろには樹齢800年近くある大杉が立っています。
どっしりとした杉の佇まいは、威厳さえ感じます。
「つくし」が早春を感じさせます。
ここは、木曽の奈良井宿や妻籠宿と共に「重要伝統的建造物群保存地区」になっているので、車の進入が規制されていて、電柱も無く古い景観を維持しています。
山あいの宿場にある神社としては、歴史も長く、村民に大切にされている場所である事がとてもよく分かるような気がしました。
季節を変えて、また訪れたい「大内宿」です。
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