築地場内 「旭冷蔵」
この冷蔵庫は市場の中でも、最古参の冷蔵施設で、昭和27年(1952)につくられてから、もう62年も経っているということです。
築地市場が開設された当時は、都営の2000t級の冷蔵庫が一つしか無かったそうで、戦後の民間冷蔵施設としては初めての冷蔵庫だったようです。
その後、卸各社も自前の冷蔵庫を作るようになりましたが、その先駆けになる冷蔵庫だったそうです。
後ろにあった「市場冷蔵」は一足早く解体され「旭冷蔵」の配管があらわになっていました。
この建物の左側(ユンボーのアームのあたり)に、小生の記憶が正しいとすれば、水神社の「神輿蔵」がありました。
以前も書きましたが、深緑に塗られた観音開きの鉄扉があって、手前に2~3段の石段があり、左右に小さい石の狛犬があったような記憶です。
前側は、在りし日の国鉄市場線の「魚4番ホーム」でした。
「止まれ」の「れ」の所が「魚4番ホーム」の終端になっていました。
あと2年でこの市場も移転する予定ですが、このすぐ左側には、先日架橋された「仮称、隅田川橋梁」が架かっています。
新旧の時代のバトンタッチが今、まさに行なわれている様な気がしました。
「旭冷蔵」の事については、昨年からの画像を次の機会にでも紹介します。
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