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2014年5月15日 (木)

「出羽三山神社」 その2

出羽三山神社に参詣する時には、必ずと言っていいほど、まず「随身門」から入ります。

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奥に見えるのが「随身門」

出羽三山の内、「羽黒山」が一番標高が低く、冬でも参詣が可能なので、羽黒山の「出羽(いでは)神社」が三神合祭殿になっています。

随身門の近くには宿坊もあります。

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鳥居に掲げられている扁額。

いよいよ念願だった「出羽三山神社」に入ります。

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石標には三山のお山の名前が刻まれています。

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「随身門」は修験道の神社には大体あって、戸隠神社の奥社の入り口にもありました。

門をくぐるとすぐに杉の森が広がり石段が下に伸びています。

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本殿までは二千数百段の石段があるそうです。

「深山幽谷」という言葉がピッタリの風景です。

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少し入っただけなのに、空気がヒンヤリとしていて、湿気も感じました。

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石段を降りるとまず、末社がいくつか祀られていて、皆古いものだという事が分かります。

末社が6~7社あります。

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ひと通り末社をお参りした後、その先に赤い「神橋」が見えて来ます。


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新緑と木漏れ日が周囲を明るくしています。

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「神橋」は木製です。

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橋の向こうには、「滝」を御神体とするお社が祀られています。

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こちらをお参りした後、いよいよ前半のクライマックスになります。

まず「爺杉」という樹齢千年あまりの杉の大木が目の前に立っています。

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天然記念物になっています。

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神々しい杉の大木、「爺杉」です。

このあと、よくテレビでも見かける「五重の塔」が現れます。

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こんな山の中によくこれだけの物を作ったという感じがして、「信仰の力」の凄さを感じました。

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白木のままのように見えますが、深い雪や湿気によって、漆は剥離しますので、この様になってしまっているのでしょう。

しかし「国宝」です。本当に「荘厳」な感じがします。

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五重塔のすぐそばには、お地蔵さんや小さい石碑が立っており、ほのぼのとした感じでした。

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この後、先日紹介した、出羽三山神社の本殿に向かう長い上りの石段が続きますが、小生はここで一旦引き返し、車で向かいました。

 今では、この様に簡単にお参りする事が出来ますが、交通の不便な時代には何処へ行くのにも足で歩かなければなりませんから、さぞここにお参りするというのは、命がけだったのかもしれません。

 またそうだからこそ、ここに参詣したことが御利益を頂いた証にもなったのでしょう。

 現代においても、小生など、なかなかここを訪れる事が出来なかったので、車は使いましたが、とても清々しい気持ちになりました。

 「月山神社」はまだ雪で行けませんでしたが、「湯殿山神社」は一昨年お参りして来ました。

次回は「月山神社」にもお参りに行きたいと思います。

 「古修験道の霊場」と言う言葉に、重みも感じ「来て良かった!」と心から思った「出羽三山神社」でした。

 

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