波除さんの「鯉のぼり」
禰宜さんに男の子が誕生して「初節句」なのだそうです。
宮司さんも「お爺ちゃん」になって、お喜びでしょう。
以前、禰宜さんから中央区の神社で後継ぎがいる所は、「波除さん」と「住吉さん」の二つだけしか無いと聞いた事がありましたが、「波除さん」はその次までできた事になり、尚更おめでたい事です。
田舎に行くと大きな「鯉のぼり」が風にはためいて、「端午の節句」を知らされますが、築地周辺ではこの大きさの「鯉のぼり」はなかなか見る事ができません。
「武者のぼり」も都会では見た事がありません。
今日も休日ですから、観光客以外は人が少ないでしょうが、明日と明後日には神社で「鯉のぼりを作ろう!」というイベントがあるそうです。
最近、波除さんでは、1月の「七草粥」のお振舞いや、3月に「ひな人形のお焚き上げ」などの行事を行なうようになりました。
築地にこれだけ多くの観光客が来るようになったからこそ、忘れられようとしている行事をするのは良い事だと思います。
実際、神社のホームページを見て、お粥を食べに来たり、ひな人形を遠隔地から送って来たりするそうです。
男の子が誕生して、「鯉のぼりを作ろう!」の行事も、本物の「鯉のぼり」と「武者のぼり」が飾ってあって、名実ともに良い行事になると思います。
実際、築地観光の中核ポイントになっている事もあって、外国人観光客も多く訪れている様で、お賽銭も色々な国のコインも入っているそうです。
やはり、神社はその土地土地のシンボル的な存在なのだと改めて思いました。
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