佃 「住吉さんの一之鳥居」
この鳥居は、修理されてからもう40年近く経つようです。
緑青の緑色が綺麗です。
昭和37年(1962)まで神輿の海中渡御と船渡御が行なわれていましたが、川の汚染で、中止になり、その後、平成2年(1990)に船渡御が復活しています。
鳥居の足元の石の台座が美しいです。
中央区には日本橋地区や京橋地区に多くの神社や小祠がありますが、無人の所も多く、後継者がいる神社は、住吉さんと築地の波除さんしか無いと聞きました。
住吉さんの祭礼は、盛んに行なわれていますが、氏子の減少や、神社の後継者不足など、「祭」を取り巻く環境は、難しい物があると思います。
中央区は人口が増えていて、オリンピックまでにはもっと増えるでしょうが、「祭」を「見る物」ではなく、「参加する物」にしなくてはならないと思います。
氏子意識が無くなる中、江戸期から続く住吉神社の祭の伝統は、現代の祭礼事情の中に於いては特筆するものだと思います。
それは、代々ここに住んでいる人が多くいるという事なのでしょうか。
桜もこの周りにはたくさん咲いていて、川を行く遊覧船が、のどかに水面を走って行きます。
歴史を感じる、住吉さんの鳥居です。
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とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
投稿: 株の初心者 | 2014年5月15日 (木) 12時49分
株の初心者さま
訪問頂きありがとうございます。
よろしければまた、見てやって下さい。
投稿: 築地 魚がし 小田原町 | 2014年5月17日 (土) 22時08分