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2014年4月 3日 (木)

「仕事の流れ」

仕事柄、色々な文字を毎日のように書いています。

第三者が見ると面白いと思い、つらつらと書き綴って見ました。

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のれんの文字は、生地を寸法に並べてから木炭で下書きし、藍花液をガラスペンに付けて、直接布地に書きます。

半纏や手拭、千社額、千社札などは、紙に鉛筆で下書きを輪郭で書きながら、原稿に仕上げます。

提燈はまず、「火袋」と呼ばれる紙の部分に、突っ張り棒を入れて、表面を平らにしてから、木炭であたりを付け、筆で直に書きます。書き上がってから各種パーツを取り付けて仕上げます。

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弓張提燈


屋号のロゴマークなどは、筆で紙に何枚も書いて、客先の商売を考えながら仕上げます。

2013decno4_023

絵びら。

絵びらやメニューは、一枚物は直に筆で書きますが、長い一枚物に書く場合は、行数や間隔などのレイアウトが一番時間が掛かりますので、レイアウトが8、筆耕が2くらいの割合で、一つも間違えられないのでとても気を使います。

表彰状や感謝状も原稿がある場合ばかりではないので、一度下書きをしてから、本番になりますが、バランスを取るのが難しいです。

駒札や巾着袋などの名入れは、筆で直に形をとりながら江戸文字などを書いて仕上げます。

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カシュー(合成漆塗料)で書いた「駒札」

弔辞の注文を受けた時には、時間を争うので、巻紙に直にどんどん書いて行きますが、間違ってしまうと、切ってから、糊で繋げます。

目録は、見た目が大事なので、一度下書きをしてから、それを写して仕上げます。

改めて書き綴って見ると、同じ文字を書くのも色々と道具や材料が必要なのがわかり、面白いと思います。

フォントに頼らず、肉筆になるべくこだわって、仕事をしていますので、なかなか商売として続ける人が少ないのは当たり前の様な気がします。

文字を書くのが好きでないと続かなかったでしょうが、これしかできるものが無いので、これからも書いて行くしかありません。

チョット頼まれると、祝儀袋やのし紙の表書き、花屋さんの札なんかも書いています。

改めて「書き屋」を実感しました。

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