仮称「隅田川橋梁」
本当に、「デカイ!」です。
深田サルベージというこの業界では超有名な会社の「富士」と言う起重機船で、船体は長さが105m、幅が46m、深さが8mもあり、巻上げ能力も30°の角度で400トン、70°ではなんと、3,000トンも持ちあげられるスゴイ船でした。
こんな大きな構造物を、いとも軽々と吊るしている驚きと、寸分の狂いも無く据え付ける技術がとても信じられないくらいの事でした。
こんな光景をあと2回見る事が出来ます。明日は勝鬨側の橋桁を、同じ様に据え付けて、5月7日には中央部分のアーチ型の橋桁を据え付けるようです。
製造は、地元ゆかりの「I H I」が担当しているようです。
吊り下げたまま止まっているだけでも、威圧感がすごくあって、よくこんなデカイ物を運んで来たなと言う感じでした。
「富士」は吊り下げたままレインボーブリッジをくぐれないので、豊洲あたりに組み上げて台船で持ってきた「橋桁」をそこで吊り上げてからここまで持って来たようです。
昼からは据え付け作業が始まって、13時半頃にはもう土台に乗っていました。
勝鬨橋上から見た「富士」。
橋梁部分が据え付けられてしまうと、先ほどの様な威圧感は全く無くなり風景に道路は溶け込んでしまっていました。
東京タワーを入れ込んで撮って見ましたが、また新しい東京名所の出現の瞬間を目の当たりにして、何となく「ラッキー」な感じがしました。
中央部分の据え付けの時にも見に行こうと思います。
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