「お座敷新幹線」
福島~新庄間を走るそうで、6両編成で掘りごたつの車両や、足湯の付いた車両もあるそうです。勿論普通の座席の付いた車両も1両、東京寄りの先頭車に連結されるそうです。
掘りごたつ式のお座敷車両、「湯上りラウンジ」 (JR東日本発表写真より)
バーカウンターもあって、「新幹線=速さ」ではない「旅」を感じられる車内設備になりそうです。 (JR東日本発表写真より)
「お座敷列車」というと、畳敷きでカラオケが付き物の、「貸切団体列車」のイメージがありますが、この新幹線には、カラオケは付くのでしょうか?
定員は143名と言う事ですから、ゆったり乗れそうです。
当然、「農協の貸切列車」にもなるでしょうし、「同窓会」や「披露宴」や「会社の慰安旅行」にも使えて面白いでしょう。
「北海道新幹線」もできるので、東京駅から貸し切りの、「相撲の巡業」にも持って来いかもしれません。
在来線が、新幹線の開通でローカル路線ばかりとなって、都市から地方への直通の魅力が無くなる中、面白い企画列車だと思いますが、足湯の「お湯」は「衛生面」ではどうなるのでしょうか?
けれども、結構楽しみな新幹線です。
また、今年は「山形」の観光キャンペーンに合わせて、従来の「山形新幹線」も紫色にリニューアルされるそうです。
シンボルマークも付くようで、
岩手には、SL C58が復元されて走るそうですし、青森では、「レストラン列車」も走っていて、まるで、国鉄末期のような、改造車が色々とできた時と似ている様な気がします。
当時とは、社会情勢も違うので、一概には何とも言えませんが、移動する手段としての「人の輸送」では無く、「旅」という物を楽しむ傾向になってきたのは、嬉しい事です。
「旅情」という言葉と感覚が、鉄路にも戻って来るといいですね。
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