「山手線の踏切」
山手線は、正式には品川から時計回りに田端までと言う事になっているそうですが、この区間は、切通しなど、山を切り開いて環状線を形成しているので、踏切がいくつか作られたそうです。
踏切の標識が懐かしい「汽車」のマークになっている。
しかし、2分30秒間隔で走っている今の山手線のダイヤでは、内回りと外回りも頻繁に走る訳なので、「開かずの踏切」になってしまいますし、安全面でも踏切は困った存在になってしまいます。
次第に踏切の数は減らされ、もうここだけになってしまいました。
「第一中里踏切」はもう廃止されて、ここがあるのみです。
踏切を渡るとすぐに橋がありその下を山手貨物線が、大宮方面から通っています。
ですから、この踏切は「廃止」する事がなかなか難しい立地にある為、今も残っているのでしょう。
また、幹線道路ではなく、近くの小学校の通学路にもなっているようで、そんな事が存置されている理由なのでしょう。
近くの子供が、お母さんと電車を見に来ていました。
こんな光景も昔は、当たり前にみられましたが、今では何処か懐かしい感じがしました。
踏切を通過する列車を見て育ち、鉄道のファンになった方も多くいるでしょう。
思い出の原風景に鉄道があったから、好きになれた事もあります。
ここは、踏切の警報音もあまりうるさくなく、頻繁に閉まっている割にはうるささは感じませんでした。
ただ、走って来るのが、山手線ばかりなので、少々飽きます。
隣の山手貨物線は、「新宿湘南ライナー」や「貨物列車」、「団体臨時列車」なども走って来ますので、どちらかと言うと貨物線の方が見ていて飽きません。
踏切のすぐ横にはこんなオブジェを飾ってある会社もあります。
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