銀座 「金春湯」(こんぱるゆ)
銀座8丁目に今でも残る銭湯の「金春湯」があります。
江戸末期の文久3年(1863)に開業した、東京でも最古参の部類に入る銭湯です。
3月4日(火)にリニューアルオープンするということです。
こちらの若主人とは中学の同級生なので、一足早く店内を見せて頂きました。
今まで、ペンキ絵は無かったのですが今回「男湯」には「赤富士」、「女湯」には「定番の富士山」が描かれています。
作者は今では有名な「ペンキ絵師」の中島盛夫さんで、サインも入っています。
もともと、こちらは「タイル絵」が有名で「鯉の絵」と「花鳥図」が綺麗に残っています。
こちらや
花鳥図は
こちらや
シャワーヘッドがピンクの方は「女湯」の方です。
若主人の話によると、シャワーを設置した時に、タイル絵の下の部分をカットしてしまったそうで、今となっては、少々残念な気がします。
ペンキ絵は「男湯」「女湯」双方から見る事が出来ます。
左の「女湯」の絵の中心には「帆掛け船」が書いてあり、「帆」には「金春」と書いてあります。
また他にも「ケロリン」で有名な風呂桶が、ここでは「モモテツ」となっています。
ゲームメーカーのハドソンからの提供品だそうです。
格天井は健在で、定番の扇風機が付けられています。
今でも「江戸時代」から続く現役の銭湯が、リニューアルしてオープンするのは、とてもお目出度い事ですし、銀座にはまだ多くの利用者がいるということでしょう。一見の観光客もこちらを楽しんで来られるでしょう。
これからも「銀座の銭湯」として、また「金春通りの顔」としてもガンバッテ繁盛してもらいたいと思いました。
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