「成田山 新勝寺」の千社額
もう何度かお参りしていますが、15年前(平成10年)に新勝寺のの2代目の本堂である「光明堂」に魚がしの講中が、江戸時代に奉納した天水桶を新調し、その時に奉納した人たちの名前を入れた「千社額」の文字を、全て江戸文字で書かせていただきました。
縁があって、小生が江戸文字を書くので、二百数十枚の題名と本尊の文字を書く仕事をさせて頂きました。
結構大きい物で、通常の木製の額では無く、銅版にエッチングで仕上げられています。
江戸期の文化十一年(1814)に日本橋の魚河岸から奉納された天水桶が経年変化でヒビが入り、平成十年に新調された時の、芳名を刻んだ物です。
一応、作者名も入れさせていただきました。
もう、15年も経つと、錆が結構入っていますが、鋳物でできているので、150年以上は持つでしょう。
当時はまだ、丸魚がしのマークは使われていなかったようで、○の中に「魚」だけ書かれていました。
成田山新勝寺には、魚河岸の奉納品が他にも色々あります。
今回は、まだ初不動の前でしたので、すいていると思っていましたが、本堂の中にはいつも以上の参詣者がいて、混んでおりました。
成田山については、結構色々ありますので、また続きを書きたいと思います。
« 「京都みやげ」 | トップページ | 「聖路加の新しい施設」 »
「魚がし」カテゴリの記事
- 「築地で最後の年の瀬」(2015.12.19)
- 豊洲の「千客万来施設」(2015.02.12)
- 水神社 「正五九祭正月祭」(2015.01.08)
- 「更地」 (さらち)(2014.10.15)
- 「築地大橋」(2014.10.02)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
萌音さま、コメントありがとうございます。
よろしければ、また当ブログにお立ち寄り下さい。
投稿: 築地 魚がし 小田原町 | 2014年3月 5日 (水) 00時46分