都電荒川線 「三ノ輪橋駅」
御承知の通り、今都電が走っているのは、この「荒川線」だけですが、最盛期の頃は、三ノ輪橋~王子~赤羽までが27系統、王子~大塚~早稲田までが32系統の2路線に分かれていました。
電車の前に路線番号が書かれた、「プレート」がついていて、方向幕を見なくても行き先が分かりました。
昭和47年、28系統、永代通り「日本橋停留所」。 (中央区フォトギャラリーより)
次第に都電が廃止されて行く中で、一般道との共用が少ないこの2路線を統合して、唯一廃止を免れ「都電荒川線」として、今に至っています。
都電の「三ノ輪橋駅」は、地下鉄日比谷線の「三ノ輪駅」から5分ほどの「昭和通り」(日光街道)から少し西に入った所にあります。
入り口には写真館のビルがあり、その下をくぐるように駅に繋がる商店街になっています。
上の画像は「昭和通り」(日光街道)側からですが、夜に利用したので、何となく昭和の時代がそこに広がっている感じがします
こちらは、後ろ側からの画像ですが、奥の道路が昭和通りとは思えないほど、時代がタイムスリップしたような感じでした。
三ノ輪橋駅も、夜はひっそりとしていて、看板がまた、郷愁を誘います。
ホームは整備されていますが、夜は雰囲気が違います。
都電は、好きな区間の貸し切りもできるそうなので、結構利用している団体もあるようです。
因みに、一般客の貸し切り運賃は、どの区間を選んでも片道 13,820円で、利用日によっては車両も選べるということです。(平成26年1月現在)
今度は、桜の咲く頃の昼間に乗って見ようと思いました。
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