「日比谷神社」 (鯖稲荷)
元々、江戸初期には日比谷公園の中にあり、江戸城の日比谷御門造営の影響で転地してから何度か移転していて、今回、ここに鎮座されたという、鉄砲洲神社と似たような移転が多い神社です。
鯖(さば)稲荷とも呼ばれ、旅(さ)泊(ば)といって、旅人を神社境内で泊めてやったりした事がこの名の由来だそうですが、今までの場所は、近くの烏森神社の祭礼が有名でしたので、小生も以前の鎮守の森は知っていましたが、中には入った事がありませんでした。
国鉄の汐留駅が廃止され、再開発が進んで、環状2号線が現実の物になり、JRのすぐ横に移転されました。
鳥居の向こう側(虎ノ門方面)にかつての社殿がありました。
建設中の道路が、環状2号線(仮称、新虎通り)です。
歴史が古いので、中には社殿の新しさとは全く違う物も祀られていました。
本殿左側のこの稲荷社には、金物で作られた小さい長提燈もありました。
町の再開発と共に、今まで目立たなかった由緒のある神社がある意味、衆目の場所に転地してきた事が不思議な気がします。
奥が新橋駅です。
近代的なビルの狭間に、歴史を感じさせる日比谷神社です。
« 「橋梁工事」 | トップページ | 「市場の鳥たち」 »
「新橋あたり」カテゴリの記事
- 新橋「こいち祭」(2014.07.25)
- 「都バスの訓練車」(2014.03.27)
- 「江戸城外濠の石」(2014.02.20)
- 「日比谷神社」 (鯖稲荷)(2014.01.23)
- 「SL C11のイルミネーション」(2013.12.14)
この記事へのコメントは終了しました。
« 「橋梁工事」 | トップページ | 「市場の鳥たち」 »
コメント