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2013年12月29日 (日)

「歳の市」

築地では、3ヶ所で鳶の頭が、正月飾りを売る小屋を掛けています。

小生の子供の頃からの、暮れの風物詩です。

仕入れの既製品もありますが、大きな玉飾りは作る人によって様々な形があります。

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玄関に飾る玉飾りは、門松と共に新年の若緑の息吹と澄んだ空気感を与えてくれます。

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藁で編んだ輪飾りの土台に、松や裏白、ゆずり葉などのお目出度い植物、それに扇や飾りものの短冊、そして縁起物の「海老」に水引が付きます。

ウチの町の頭の所では、海老の下に、ミカンなどの柑橘類と、海藻があしらわれています。

海老も本物が付いたりもします。

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これは特大の伊勢エビで、専門の業者が角を輪のように、折る事無く茹でるそうです。触角が折れるのは縁起がよくないそうです。

尾びれもちゃんと支えを付けて、表から見ると末広がりになっているように見せるのが「コツ」だそうです。

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それにしても、このエビはデカイです。

玉飾りと共に、神棚には「牛蒡〆(ごぼうじめ)」の〆縄。

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大きいのが神棚用、小さいのが台所を司る「荒神様(こうじんさま)」用だったりしますが、家により大きさも色々ですから、サイズにあわせて使い分けます。

普通は神棚に向かって右側が切り口のある方で、左側が結んである方です。

花柳界では、家から出て行って商売をする事から、縁起をかついで、左側を切り口の方、右を結び目の方とするのだと聞いた事があります。真偽の程は確かめておりませんので悪しからず、、。

松も門口の主役になります。

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そして、鏡餅をお供えするのに使うのが「ゆずり葉」と「裏白(うらじろ)」です。

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ゆずり葉。

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裏白。表は緑ですが裏は白っぽいので「裏白」というそうです。

もうすぐ、歳が改まりますが遅くとも30日のうちに「正月飾り」は終えておくのが「良し」とされています。

一夜飾りは「縁起がよくない」と年寄りからも言われておりますし、飾り物を売る「小屋」も30日には店じまいです。

明日までに揃えて飾り、新年を迎えましょう。

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築地の商売は、明日までです。

ここ数日、寒いですが明日も天気がよいとイイ買出し日和になりますね。


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