「火の用心」
「火の用心」という言葉は、徳川家康の重臣、本多作左衛門重次による妻への手紙が、その由来とされているそうで、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」と言うのが、最も古いものとされているそうです。
また、京都北西部にある「愛宕神社」の御神符に「火迺要慎」と言うのもあります。
京都の家では「竈(かまど)」の上に御神符を貼って火事が起こらないようにと祈願しているそうです。
ウチにも台所の守り神として「荒神様(こうじんさま)」の神棚がありますがこれも同じ意味です。
東京では主に「火の用心」の字の方を使うようです。
夜警では「火のよーーじん」と掛け声を掛け、拍子木を鳴らしながら町内を巡回します。
今では、夜間工事の作業員などが着る、LED付の赤や青の点滅式のベストや、ライト付きの誘導用の棒などがあり、夜でも安心して町内を廻れます。
子供が参加してくれる時もありますが、やはり子供の声は響きますし、周りの方も注目してくれますので、良い習慣だと思います。もっと沢山の子供達が参加して欲しい物です。
築地では、各町会が独自のスケジュールで行なっていますが、この様な行事はこれからも続いて行って欲しい「暮れの風物詩」です。
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