「寝台列車の廃止」
先日、「寝台列車」が廃止されるというニュースを見ました。
平成27年度(2015)迄に、「あけぼの」、「北斗星」、「カシオペア」、「トワイライトエクスプレス」が無くなるそうで、唯一寝台電車で運行されている「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」だけが取り敢えず残るそうです。
カシオペアの牽引機として導入された「EF510」
九州で「ななつ星」が運行を始めたばかりですが、この様な豪華な「クルーズトレイン」は運行されますが、定期運用の寝台列車は客車の老朽化の為、(カシオペア用客車を除く)全廃になる事が決まったようです。
カシオペアの客車はまだ新しい方ですが、定期列車としては廃止だそうです。
青函トンネルの、新幹線化工事の為、海底駅が先日廃止されましたが、夜行列車での乗り換え無しの北海道への旅が、幻になってしまいそうです。
北海道新幹線が開通すれば函館は海の向こうという感覚は無くなりますし、札幌は飛行機で、という感覚になってしまいます。
昭和33年(1958)に「走るホテル」として運行が始まった「ブルートレイン」の歴史ですが、「ブルートレインブーム」があったり、バブル期には豪華な内装に改造した客車ができたりと、色々と話題がありました。
「ブルートレイン」と呼ばれる先駆けになった「20系客車」
小生が小学生の頃は、「ブルートレイン」が憧れで、よく友達と浜松町辺りまで出掛けて、「さくら」、「はやぶさ」、「富士」などの下り列車を見に行ったものです。
品川の車両基地へも写真を撮りに行きました。
「東京機関区」という機関車ばかりの車庫があって、色々な機関車も見に行きました。
このあたりには今度「山手線」の新駅ができるそうで、線路の付け替えも行なわれるそうです。
新幹線以外は拠点間輸送に特化して行くのでしょうが、「夜行寝台列車」と言う言葉の響きは、どこか郷愁を感じます。
無くなるまでに何とか、どれかひとつでも乗っておきたいと思います。
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