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2013年11月10日 (日)

「酉の市」

ここ十数年、波除さんでも「酉の市」を盛んにするようになりました。

小生が子供の頃は、2月の「初午」の行事の方が盛んだった記憶があります。

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晴海通り側の参道の「高張提燈」

今年は「三の酉」迄あるという事で、火事に注意との故事があります。よく、夫婦でお参りに行ってはならない寺社があるという事を聞きますが、これは旦那の方に都合がよい迷信だとも言われます。

これは3回も「酉の市」があると、浅草の「鷲神社」周辺では、吉原へ「酉の市」にかこつけて、家の主人が遊びにばかり出掛けるので、戒めの為に一回ぐらいは家にいて、無駄遣いをしないように、誰かが作った迷信だという説もあります。

Photo_2

(明治期の浅草「鷲神社」の酉の市)

江戸時代はまだ交通も不便でしたから、成田山や伊勢参りなど「代参」して「お札」を頂けば、「精進落とし」と称して周辺の「岡場所」に遊びに行ったという訳で、ここにカミサン連れで行っては、一緒に行った男連中も「精進落とし」ができませんから、「禁忌」という迷信を作って禁止したという説もあるそうです。

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「酉の市」には熊手が付き物で、お目出度い縁起物として売られていますが、これも小さい物から、大きい物まで数多くの物が売られています。

小生の家では何故か、祖母が買う習慣が無く、「毎年大きくするのは大変だ!」と言う事で、買ったためしがありません。

見に行くのは綺麗で楽しいですし、依頼されて「熊手」を買った方の「入り屋根の付いた木札」に「寿」と「赤」で書いて、会社名や店名や個人名を「黒」で書きいれたりしていますが、買った事はありません。

一応、職人ですので、素人さんが書いた物より喜ばれるようで、リピートのお客さんが来てくれるのでしょう、毎年同じ様な内容で書かせて頂いています。

今年は、3日、15日、27日で「二の酉」と「三の酉」の間に「新嘗祭」(にいなめさい)があります。

波除さんでは、新酒の「幸穂」と言う濁り酒が配られます。

もう、年の瀬を感じながらすぐに「師走」が来ます。

まだまだ、「アベノミクス効果」をひとつも感じられませんが、江戸期から伝わるこの様な行事を大切に伝えて行かなければなりませんし、続いていって欲しい物だと思います

 

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