「霜月」 しもつき
一日(ついたち)参りに行って来ました。
祖父の代から毎月一日にしている行事です。
月ごとに波除神社にお参りして、昇殿して祝詞を上げて頂き、玉串を交換してきます。
御膳講(ごぜんこう)という、一日参りの人たちの名札が神社の社殿に掛かっていますが実際に参詣している人はどのくらいいるのでしょうか?
個人もそうですが、会社で波除神社に集団でお参りに来る方もいますし、買い出しの際に、買出し籠を持ってお参りする人もまだ多く見かけます。
築地独特の一日(ついたち)の風景ですが、今月は酉の市があり、準備が始まっています。今年は三回ありますので、火事に注意です。
11月になったばかりですが、すぐに師走、そして睦月(お正月)と目まぐるしく月日が過ぎて行きます。
築地の日常の風物詩が、豊洲へ移転するとどうなるのでしょうか。
買い出しの人が拝んで行く神社もそばにはありませんから、習慣になっている人たちにとっては困るかもしれません。
暮れの仕事の準備も色々と始まります。
もっとにぎやかになって欲しい築地界隈です。
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