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2013年10月13日 (日)

「夏のれん」と「冬のれん」

のれんは、もともと塵除けや埃除け、間仕切り用として使われて来ました。

古くは、平安時代の末期頃から使われていた絵を見た事があります。

鎌倉時代になり、布に文字や印を書いたものが現われてきたようです。

小店では、今も布地に直接下絵を書いています。

2013910_010

木綿に藍花液で直に下絵を書きます。今でもガラスペンを使います。

出来上がった下絵に、白くしたい所に「糊」を置き、乾いたら染料を使って引き染めをします。

色止め加工をした後に水で糊を落とします。縫製したら出来上がりです。

主に「夏用のれん」は白地に黒文字です。

2013octno2_016

「冬用のれん」は紺地に白抜き文字が一般的でした。

2013octno2_011

のれんの掛け替え時期は、「夏用」が6月から9月いっぱいで、「冬用」が10月から5月までと言うのが一般的です。

衣替えの習慣と共に同じようにしていただければ結構です。

「のれんはお店の顔」ですが、最近はどうもこのような習慣が消えつつあるように思います。

2013octno2_013 冬用のれん

2013octno2_006_2 夏用のれん

小店では、ロゴが無くてもこのような下絵を書く事ができます。

また、入り口に既製品のものが掛かっているのを見ると、やはり寂しい気がします。店の名前(屋号)があるのですから、せめて玄関くらいは名入れのものを使って欲しいと思います。

当然、予算もあるでしょうが色が褪せていても小奇麗にしてあれば却って清潔感が出ますので洗う事をお勧めします。

お店によっては、お正月に新しい「のれん」をかける所もあります。

色を変えるだけでも、お店の雰囲気が充分に変りますし、色替えと一緒にデザインを変えてもいいでしょう。

季節の変わり目を「のれん」でも感じてもらいたいと思います。

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