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2013年10月10日 (木)

「有楽町線 新富町駅」

有楽町線、新富町駅は、昭和55年(1980)3月26日に開業しました。

住居表示はもう既に「新富」でしたが、通り名は皆、「新富町」と言っていたので、違和感は無く、むしろ歓迎でした。

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有楽町線は、昭和49年(1974)に池袋~銀座1丁目間がまず開業し、その後昭和55年に新富町まで、そして昭和63年(1988)に新木場まで全線開通しました。

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平成通り、築地橋際の出入り口。  (中央区フォトギャラリーより)


開業当時から、日比谷線築地駅と有楽町線新富町駅の連絡通路は設置されていません。

同じ営団地下鉄(今は、東京メトロ)なのに、地下連絡が出来ないのは今も不便です。

築地駅の上野側の地下が狭くて連絡道が造れないとも聞いた事がありますが、本当の所はどうなのでしょうか?

東京メトロと都営地下鉄九段下駅の壁撤去の例もあるように、会社を越えて連絡できるようになったので、ここでも早く繋がって欲しい物です。

また、東京オリンピック開催が決定したので、乗り換えの利便性も上がるでしょうから現実性が出てきたのではないでしょうか?

中央区役所と新富の間には首都高が通っていますが、そのまた下を地下鉄が通っている訳ですから当時としては、ホームに辿り着くまでに随分深い印象がありました。

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築地橋の架け替え工事。昭和44年(1969)

(中央区フォトギャラリーより)


新富町は都電が通っていた頃迄はとても繁華な印象がありましたが、この開業に伴ってまた便利になったという感じがしました。

車両は千代田線と同じような形の黄色いラインが入った7000形という電車でしたが、非対照の前面のデザインは当時としては秀逸だと思いました。

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新富町駅開業時の7000形電車 (中央区フォトギャラリーより)

この電車は今も茶色のラインに塗り替えられ、メトロ有楽町線は勿論、副都心線、東武、西武、東急の路線にも乗り入れています。

今年からは、副都心線から延伸されて、横浜中華街駅でも、この車両を見る事が出来るようになりました。

以前は小田急の青いロマンスカーも箱根までの直通列車として、乗り入れていましたが、今はもう走っていません。

豊洲から住吉経由でJR亀有駅までの延伸計画もある有楽町線ですが、何よりも、都営地下鉄との合併が望まれます。

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