「夏の名残り」
今年の夏は、例年になく気候の異常や自然災害の多い年でした、
東北や北陸の遅い梅雨明け、山陰の豪雨災害、熱中症に水不足、最高気温の更新、少ない台風、埼玉や千葉の竜巻被害と、数えただけでも全国に広範囲に渡っています。
8月下旬の「百日紅」”サルスベリ” あかつき公園にて
地元の「あかつき公園」でも蝉の羽化が1週間ほど遅かったようです。
例年は、本願寺の盆踊りの頃(8月初旬)がピークなのですが、今年はお盆前頃がピークになっていた様です。
抜け殻も多くありますが、ここは抜け出た穴も見る事が出来ます。
最盛期には、夕方から深夜にかけて、穴から出てくる幼虫を見る事が出来ます。羽化の瞬間にも立ち会えます。
子供が小さい頃には、よく観察に来ました。
都会の公園では、羽化しやすい場所が増えているようです。
「あかつき公園」は主に、アブラゼミとミンミンゼミですが、ツクツクボウシの声も聞かれるようになりました。
公園内や付近の公園にも「桜」が数多くありますので、桜を探せば大抵は、そこにとまって鳴いています。
あかつき公園内から聖路加タワーを臨む
九月に入り蝉の声も収まりつつあります。
肌に刺すような日差しも、ここにきてようやく一段落してきたように感じます。
子供の頃は、季節の変わるスピードが遅かったのに、今では過ぎゆくスピ―ドが年々速くなって行きます。
夏の終わりと言うのは、どこか気持ちが寂しくなるような気がします。
おそらく、「夏」に慣れた体がここにきて、ようやく「クールダウン」して来るからなのでしょう。
コオロギの音も聞こえてくるようになって来ました。季節は「秋」に変ってきています。
自然を愛でながらも、「秋」はやはり、「食欲の秋」なのでしょうね。
« 中央区立「柏学園」 | トップページ | 「都電36系統」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「水無月」(2015.06.05)
- 「いよいよ、つきじ獅子祭」(2015.05.31)
- 「文字の面白さ」(2015.05.28)
- 「京都のエスカレーター」(2015.05.09)
- 「福徳神社」の思い出(2015.03.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント