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2013年9月10日 (火)

市場の「小車」 (こぐるま)

築地の市場を歩いていると、ターレーやフォークリフトに混じって、人が引っ張っている「小車」も数多く見かけます。

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なかなかお目にかかれない、新品の「小車」。

めったに無い仕事なのですが、たまたま「名入れ」を依頼され、「小車」に屋号を書き入れました。

普通、名入れする場合、荷を乗せる上面には屋号。(店舗番号を入れる物もある。)サイドには、店舗番号と屋号をそれぞれ書きいれます。

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赤い持ち手と、それに繋がるフレームは「樫の木」でできています。

密度が細かく、腐りにくく、堅くて折れにくいからです。

冷凍マグロを引っ掛ける「手鉤」(てかぎ)も「樫の木」製です。

ターレーの普及に伴ない、以前より数が減ってはいますが、何十年も現役で働いている物も数多くあります。

ホイールは鉄製の鋳物で、赤いタイヤはゴムの無垢材でできています。

タイヤはパンクしないので、擦り切れるまで使えます。

もう、オーダーも減り、新品を作れる人も少なくなって、部品も揃えるのが大変になってきているようです。

市場に活気があった頃には、小車の配達人同志がよく、些細な事で口喧嘩や殴り合いをしていた事もありました。

血の気の多い頑強な男たちが沢山いたので、こんなこともあったのでしょう

沢山荷物を乗せても頑丈で、働き者の「小車」は、築地の隠れた「名物」にもなっています。

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