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2013年8月18日 (日)

「京橋大根河岸」

京橋のすぐそばに、「京橋大根河岸」跡の石碑が建っています。

築地に青果市場が来る前までこの周辺で青果商が多く商いをしておりました。

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ホテル西洋のあったガード下に「京橋」が架かっており、対岸に「大根河岸」がありました。

「江戸歌舞伎発祥の地」の石碑のとなりにこの碑が建っています。

201308_no2_109

もともと「大根河岸青物市場」は数寄屋橋付近にあったそうですが、振袖火事、明暦3年(1657)の後、寛文4年(1664)にこちらへ移転して来たそうです。

舟による物流が盛んな江戸の京橋川沿いには、隣に「竹河岸」、「白魚河岸」、「薪河岸」、「新河岸」などが並んでいて、江戸城のすぐそばに色々な日用雑貨に使う多くの「河岸」があったのでしょう。

Photo

安藤広重 名所江戸百景: びくにはし雪中

「大根河岸」のすぐ上流に架かっていた「比丘尼橋」の様子

冬になると大根を10本ひと縛りにして、舟から荷揚げしていた様子が、大根が「白い花に見えた。」ということから、「大根河岸」という名が付いた由来ともいわれているそうです。

Photo_2

京橋大根河岸の図 (京橋図書館資料より)


扱っていたのは、亀戸大根・練馬大根・小松菜・東京うど・滝野川牛蒡・品川蕪・千寿葱・寺島茄子・馬込人参・内藤南瓜・早稲田茗荷等々の今で言う江戸野菜だったそうですが、当たり前の事ですが「地産地消」の原点です。

来年、平成26年(2014)は大根河岸誕生350年を迎えるそうで、毎月一回、その数字に因んで350本の大根を配っているそうです。

「大根河岸」は築地の青果商の前身で、「神田市場」(今の大田市場)は元々、幕府御用の「青物市場」だったので、神田に次ぐ規模だったのでしょう。

「魚河岸」と「大根河岸」は築地で昭和10年(1935)から卸売市場として営業をして来ましたが、それぞれに歴史の物語があって、やはり「江戸」は楽しいと思います。

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