「西新井大師」
五智山 遍照院 總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)という名称だそうですが、「西新井大師」の方が馴染み深いです。
弘法大師が十一面観音をこの地で自ら作り、21日間の祈祷を行なった所、枯れた井戸から清水が湧き、村人の病気が治ったそうで、その場所が堂の西側にあったことから「西新井」の名が付いたということです。
往時の門前町の様子が山門付近にだけ残っています。環七からすぐの所にあるので、交通は便利ですが、参道は短くなっています。
山門の両側には「団子屋」があります。参詣者にお茶を出して団子の試食を勧めていました。
築地に居りますと、川崎大師へは初詣に出掛けておりましたが、西新井へはお参りした記憶がありません。多分距離的にも近かったからでしょう。
魚がしの「講」も川崎へ行く方が多く、大提燈をはじめ、奉納品も多くありました。
同じお大師さんでも、西新井大師は四季の花が目を楽しませてくれます。
小生の記憶では、この時が初めての「西新井大師」でしたので、色々見て回りましたが、池の周りの佇まいが地元の人の散歩コースにもなっていて、「お大師さん」と「ご縁」が深いのだと思いました。
まだまだ、東京に居ても行った事の無い場所が、数多くあります。
歴史の長い寺社も、行ってみると面白い発見があります。
朱印帳を持って、訪ねてみたいと思います。
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