「出流山 満願寺」
満願寺は、室町時代に三代将軍、「足利義満」により、観音堂が寄進された縁起を持つ寺院で、御本尊は、大日如来だったそうですが、今は、弘法大師が彫ったとされる、千手観音菩薩が御本尊になっています。
山門の「仁王像」は足利時代の作だそうです。
どことなく、愛嬌がある仁王像です。
ここは、坂東三十三観音の第十七番札所になっており、本堂には、多くの千社札や千社額が奉納されています。
杉の大木に歴史を感じる本堂
江戸消防記念会の面々の名前も刻まれている、千社額。
魚がしでは、「慈眼講」(じげんこう)と言う「講」があり、祖父の代から、入講しておりました。今では辞めてしまいましたが、年に一度のお参りは続いているようです。
ここの奥の院は、急な坂道を登ると、新しくした拝殿が見えて来ます。
こんな綺麗な造りは初めてでしたので、ある意味感動しました。
鍾乳石が自然にかたどったとされる、御本尊の十一面観音の後ろ姿ということです。
来年は、午(うま)年で全国の観音様を祀ってある寺院の多くが「御開帳」をする歳だそうです。
各地の札所も賑わう事でしょう。
朱印帳を持って、また出掛けます。
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