入谷 鬼子母神 「朝顔市」
「恐れ入谷の鬼子母神」で有名な、「仏立山 真源寺」(ぶつりゅうざん しんげんじ)は法華宗 本門流の寺院です。
開山は地元、波除神社と同じ万治2年(1659)だそうです。
雑司ヶ谷の法明寺や市川の法華経寺と並び、「江戸三大鬼子母神」のひとつとして子育て、安産祈願の寺として知られています。
今年は梅雨明けが早く、猛暑の中の朝顔市でした。
やはり、朝顔市は早朝から午前中にかけて行く方が、花を選ぶには良い時間帯です。
しかし、最近の朝顔の「あんどん作り」は鉢ごとに4色の花の写真が添えてあり、夜に来ても花を選びやすいような工夫がされています。
本堂の両側では「朝顔の御守」が授与されています。
3色の朝顔を模した「御守」で、好きな色を選んで求めると、僧侶が切り火を切って、祈願をしてくれます。
真源寺はいつものように賑わっておりました。
ここには、鬼子母神の他にユーモラスな「福禄寿」も祀ってあります。
小学1年生の夏休みの宿題に「朝顔の手入れ」がありますね。
朝顔とひまわりは身近な「夏の花」です。
夏の訪れを感じられる「朝顔市」ですが、引き続き浅草寺では「四万六千日の”ほおずき市”」が開かれています。
浅草「お富士さんの植木市」は終わりましたが、この時期は江戸の「夏の風物」を味わえる下町の良さを感じます。
引き続き各地で「花火」の季節となります。
今年は例年に無く猛暑の「夏」になりそうですので、少しでも見た目の「涼」を感じたいと思います。
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