「古峯神社」 ふるみねじんじゃ
「ふるみねさん」「こぶがはらさん」などとも呼ばれ、親しまれています。
1300年あまりの歴史があるそうで、「日本武尊」(ヤマトタケル)を御祭神としています。
珍しい茅葺屋根の拝殿で、江戸時代に日光東照宮造営の職人が造ったとされる建物ですが、彫刻が目を惹きます。
屋根には、天狗が乗っています。
社殿の中には、奉納された精緻な大天狗と烏天狗の「彫刻のお面」が多く飾られております。
古峯神社は、主に関東、上信越、東北に信者が多く、「講中」も全国に2万あまりあり、今でも泊まりがけで参詣する「講中」が沢山あるそうです。
祖父が書いた原稿で作った、永代講奉納の千社額もあり、感激しました。
40年程前の物でしたが、室内に飾られている為、まだまだ現役でした。
魚がしでも「大宝講」がありましたが、今は解散してしまいました。
以前は、入講していましたがその頃奉納された、玉垣が残っています。
日光、男体山との関わりが深く、天狗の信仰と共に「火伏せ」の祈願社でもあります。
社殿は、創建1300年を記念して、建て替えられたそうです。
敷地は広く、四季折々の自然の息吹が感じられるような気がしました。
車でも結構時間がかかりましたが、宿舎も充実していて、林間学校の宿舎にもなっているそうです。
「古峰ヶ原街道」(こぶがはらかいどう)と言う名前も残っている程、参詣者が全国から訪れていたようです。
御朱印も天狗を直筆で書いてくれます。
また季節を変えて、訪れてみたい神社です。
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