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2013年6月12日 (水)

「出開帳」 でがいちょう

寺社などが、本尊や所有する社宝などを他所に赴き、期間限定で開帳することです。江戸中期以降に流行したそうです。

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2010年に国技館で行われた小田原、道了尊の出開帳

5月に両国の回向院で長野の善光寺、4月には丸の内"KITTE"で四国八十八か所、観音霊場の出開帳が行われました。

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長野 善光寺。本尊は阿弥陀如来。

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扁額の文字。

江戸の出開帳で多数の参拝者を集めたのが、京都嵯峨 清涼寺の釈迦如来、信州 善光寺の阿弥陀如来、山梨 身延山久遠(くおん)寺の祖師像、成田山 新勝寺の不動明王などだそうです。

今の博物館の○○寺展というのと似ているかもしれませんが、寺社が自ら幕府に願い出て行ったそうなので、少し違うのかもしれません。

両国の回向院で最も多く行われたようですが、回向院は対岸に両国広小路があり、当時大変な盛り場だったので、信仰とは別に、レジャーの対象になっていたのでしょう。

「出開帳」では、参拝者や参詣者を集めるだけではなく、「勧進」(かんじん)で寺社の普請などの多額の費用も集められました。

今回の善光寺の出開帳は東日本大震災の復興費用の捻出のため、戦後初めて行われたそうです。

成田山は江戸ばかりではなく地方にも出開帳を行なっていたそうなので、今でも正月の成田詣は、地方からの多くの団体客で賑わっています。

今、江戸の文化が見直されてきています。神社や寺院などは時代劇の世界からそのまま現代に繋がっていて、その歴史も伝えています。

外国人と話をすると、それぞれの国の歴史や宗教観などを尋ねられると言いますが、日本は奥深いとつくづく思います。

これからも、つまみ食い程度に「江戸の文化」を知りたいと思います。

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