「市場の岸壁」
元々は、小型船の荷揚げが主流でしたので、櫛形の桟橋があり、東京湾の「魚」を主に水揚げしておりました。
小生の子供の頃は、近海や遠洋で獲った「魚」を直に築地に水揚げもしていましたから、日に焼けた船員が近所の銭湯に何人も来ておりました。
荷揚げした後、またすぐに漁場に向かうので、「船具屋」が何軒かありました。
「漁具の調達」や「米」や「水」など食料の調達も築地でしますので、関係先の商売屋さんは忙しくしておりました。「船具屋」の同級生もおりました。
近所の豆腐屋さんは、船員相手に自転車で曳き売りもしていたそうです。
時は下り、焼津あたりから輸送船で冷凍まぐろも荷揚げしておりましたので、岩壁にはいくつも古タイヤが並べられて、それをクッション代わりにして荷揚げしている光景も目の当たりにしました。
今でも時々中型の船は見ますが、ここから大漁旗を掲げて出船する光景は1回しか見たことがありません。
何度か触れましたが、「環状2号線」の架橋工事で日々隅田川は風景が変わっております。
ここは、カモメやウミネコの他に、鵜や鷺も見る事が出来ます。
餌となる「魚」が居るのでしょう。珍しく「鷺」がいました。
ここは、「勝鬨橋」の撮影ポイントでもあるのですが、素人さんは入りにくいので、午後になると、のんびりしております。
豊洲にも荷揚げ用の岸壁が出来るそうですが、管理が今までよりウルサクなるでしょうから、なかなか行く機会も無くなると思います。
今のうちに色々撮っておこうと思います。
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