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2013年5月 2日 (木)

「市場線」の臨時列車

40年程前に、築地市場から愛知の豊川稲荷まで「大提燈」を奉納する「講」の臨時列車が走りました。

 「団体専用臨時列車」すなわち「団臨」です。

Photo_2

(豊川稲荷大本殿。社団法人愛知県観光協会より)

赤い大提燈が見えます。

「東京市場駅」は普段は貨車しか出入りしない駅です。

行き先は豊橋駅か豊川駅かは今となってはわかりません。

 小生が中学の頃、三階の教室の窓越しに「東京市場駅」から「汐留駅」へ向かう貨物列車が見えました。 

汽笛が聞こえると、暫くしてから朱色のディーゼル機関車(DD13)に牽かれた貨物列車が昼前に通過して行きました。昼間の列車はもうこれ1本だったと思います。

ある日、いつもとは違う時間に汽笛が聞こえ、機関車が来ました。しかし、その後ろに青い客車(12系)が牽かれておりました。

市場線では見た事の無い光景でした。「魚がしから旅行ができるんだ。」という印象が強く残りました。

帰宅後、父に話した所、豊川稲荷へ「大提燈」を奉納するので、その寄進者たちを乗せた列車という事が分かりました。

当時はまだ「講」が盛んでバス1~2台で季節ごとに色々な寺社へ出掛けていたようです。

しかし、築地から「臨時列車」を走らせてまで行く、一大行事だったようなので、いかに当時の「魚がし」の旦那衆の信仰心と力があったのか今となってはただ驚くばかりです。

Photo_3

豊川稲荷は京都の伏見稲荷大社、佐賀の祐徳稲荷神社と並んで、日本三大稲荷のひとつとなっています。

正式には「圓福山 豐川閣 妙嚴寺」(えんぷくざん、ほうせんかく、みょうごんじ)というお寺だそうです。

10年ほど前に豊川稲荷に行った時、大本殿に掲げられた「赤い大提燈」を見ましたが、浅草寺の「小舟町」の提燈より大きい気がしました。 

正面に「魚がしマーク」が大きく描かれており、横に「豊得講」という「講名」、その周りに「講員」の屋号や名前が書かれておりました。もうだいぶ痛んでいましたが、まだ現役のようでした。(内陣にも別にもう一つあるそうです。)

いづれにしましても当時、愛知まで「列車」で出掛けてこのような行事をしていた「魚がし」の人たちの結束力と景気の良さを思い知らされるエピソードです。

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