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2013年5月 8日 (水)

「麻のれん」

もうすぐ暦では「夏」になります。

6月からは衣替えで「のれん」も夏仕様になります。

よく、お客様から「麻」は高いし、弱くて持ちが悪いということを聞きます。

たしかに、最近の物の中には、横糸が細くて織り目が粗い物もありますが、扱いによって耐久性が結構延びるんです。国産品もほとんど流通しなくなりました。中国産が主流になっていますが結構良い物もあります。

看板代わりになる「のれん」ですが、やはり布地なので一年中掛けっ放しは見た目にもよくありませんし、ほこりや手の汚れ、髪の油分で酸化し、持ちが悪くなります。また、洗濯も白衣と同じようにプレスをきつくかけては生地が傷みます。

消耗品と言われればそうですが、当然長持ちさせたいのは当たり前なので、「麻のれん」の扱いを書きます。

染めにもよりますが、白地の「のれん」は軽い汚れの場合、定休日前にでも、直に石鹸で汚れた部分を水でもみ洗いしていただき、おしぼりや乾いたタオルでたたみ絞りをして、そのままぶらさげておいて結構です。水気をすぐに取る事が重要です。シミもすぐなら落とせます。

シワが気になる場合は、「のれん」の裏から当て布をして、アイロンをかけて下さい。直にアイロンをすると、生地が光って見えてしまいます。こうするだけで変わります。スプレーのりを使用する場合も裏からだけ使ってください。

シーズンが終わったら、すぐにクリーニングした方が間違いなく長持ちします。ただし、プレスは弱めにする事が絶対条件です。

次のシーズンの前に洗う方もいらっしゃいますが、保管している間に、酸化が進んでしまって、生地が余計にダメージを受けるので、必ずすぐに洗って頂きたいのです。

地色を染めた「のれん」でも同じ事が言えますが、今は染色の方法が多岐にわたっていますので、一概に言えない事も多くなりました。

ですが、持参頂ければアドバイスできますし、洗濯も承れます。(クリーニングは当社製作品のみ) よろしければ御来店ください。

また、保管時の要点は衣服と同じで、湿気の少ない所、陽の当らない所がベストです。

耐久年数は、使用条件で変わりますが今より3~4年は長くなると思います。

そろそろ夏物の御準備をする季節です。

明るい日差しの中、白い「のれん」はやはり清涼感がありますので、是非ご用意ください。

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