鎌倉 長谷寺の「納札塚」
正式には、海光山 長谷寺(かいこうざん はせでら)と言うそうです。
ここは、高さ9メートルあまりの、十一面観音菩薩が御本尊で、「長谷観音」ともよばれ、古くから納札の「坂東三十三ヶ所巡り」の第4番目の札所として賑わっています。
本堂に登る階段の脇に、納札塚がありました。
昭和10年代の物だと思うのですが、奉納日は未確認です。
ただ、奉納者の名前を見て、その世界の有名人の名前が数多くありました。
今はなかなか「千社札」を貼らせてくれませんが往時の納札睦の人たちの隆盛を感じました。普通の参詣客には気づかれないようで、足を止めたのは小生だけでした。
由比ヶ浜を見下ろせる高台の「本堂」のふもとにひっそりと、しかし堂々と立っている「納札塚」は歴史を感じさせてくれました。
昔の同好の士たちは色々な所に足跡を残していますね。
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