町内の「ひき売り」
「ひき売り」と聞いてもピンとこないでしょう。
夜泣きそばの様にリヤカーに色々と乗せて「売り声」とともに定期的に町内に来ていました。
今の様に軽自動車ではなく、売り手がリヤカーを引っ張っていました。お馴染みなのは「石焼き芋」、「魚屋」、「八百屋」、ですが、「石焼き芋」は夏場には売れないので「焼きトウモロコシ」を売っておりました。
早くになくなったのは「紙芝居」、「きびだんご」、「金魚売り」、「風鈴売り」などでした。
「おでん屋」は白衣を着た夫婦の屋台で、子供心に「小綺麗」な感じに思えて、よく竹輪麩(ちくわぶ)やじゃが芋のおでんを買っていました。
今では夜泣きそばさえも無くなってしまいましたが、やはりコンビニや24時間営業の店の台頭など、営業しづらい環境に変わってしまいました。
それぞれの「売り声」が懐かしくなりました。「い~しや~きいも~~。」
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